【 学生体験記 】田村での出会い
彼女はこの2月以降、田村に何回きたのだろうか
「かほちゃん」は一見大人しそうに見えて、めちゃめちゃアクティブ。行動力がすごい。最初も見ず知らずの田村の土地に飛び込んできたっけ。
今回はゴールデンウィークに来てくれました!
かほちゃんの学生体験記、どうぞ!
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私は近畿大学 文芸学部 文化・歴史学科2回生の柴田華帆といいます。
5月2日から4日の2泊3日で、紀家わくわくにお邪魔しました。
紀家わくわくのある田村に行くのは、4回目です。
今回は善兵衛農園での農作業と、ゆあさ行灯アート展での出店のお手伝いをさせていただきました。
5月2日の昼。
私が今住んでいる大阪から電車で2時間半、3回の乗り継ぎを経て箕島駅へ着きます。
近くは無いけれど、行こうと思えばいつでも行ける、そんな距離感だと思っています。
田村に行く日はいつも穏やかな気持ちで、寝不足でも全く苦ではありません。
私のほかにも、ワーキングホリデーの学生が二人いることを聞いていたので、
少しドキドキしていましたが、その日の夜に三人で夜中2時まで話すくらいには、仲良くなれました。
5月3日
次の日の朝は涼風びわの事務作業をしました。
昼からもう二人女の子が増え、ご飯を食べてからは、南津海と甘夏の収穫をしました。
2月末に初めて田村に来た際、初めて三宝柑という柑橘の収穫をしました。
三宝柑と比べると甘夏は重量があり、いっぱいに入ったコンテナは、一人で運べないくらいでした。
わくわくに来ると必ず初めて会う人がいて、そうして出会った人達とも、
一緒に作業を行うことでいつの間にか仲良くなっている、そのことを強く感じます。
趣味も全く違うのに、普段の自分で話して笑いあえるというのは、とても貴重で有難い場所だと思います。
夜はゆあさ行灯アート展で出店のお手伝いをしました。
信太郎さん達の知り合いの方もたくさん訪ねてきて、とても賑やかでした。
何かある時に集まれる、地域の繋がりがあるとはこういうことかなと感じました。
5月4日
朝、紅みかんの摘蕾をしました。
田村を出発する日の朝は、いつも爽やかすぎて、少し寂しい気持ちになります。
それも駅につく頃には、次に来る時を想像したわくわくに変わっています。
私は農学部でも、柑橘が特別好きという訳でもありませんでした。
自分自身のこれからのことに悩んでいて、何らかの変化を求めていた、
そんな時知ったのがたまたま田村で、紀家わくわくでした。
だからこんなに柑橘と田村にハマることになるとは、自分でも驚きです。
だけど不思議と納得のできる、落ち着ける場所です。
私がわくわくに行くのは、
柑橘にすっかりハマってしまったこと、
受け入れてくださる方達がいること、
行くと必ず友達が増えること、があるからです。
家に帰ると、いつも幸せな気持ちでいっぱいです。
貰った柑橘と共に帰ってくるから、というのもありますが。
今回も非常に楽しかったです。ありがとうございました。