奇跡と呼ばれたこの村で

紀州有田の湯浅町にある小さな村「田村」。コミュニティハウス「紀家わくわく」は都会と田村を繋ぐワームホール。学生たちが行き来する人口1000人の集落の暮らしと変化を書き残していきます。

【 学生体験記 】〜農とミカンと交流と〜


どうも!

和歌山大学観光学部2年生の上田晃士です!

 

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丸メガネがトレードマークのラストティーン(19)でした!( O-O )

和歌山大学にある地域交流援農サークル「agrico.」に所属しています。

サークル活動で県内各地の農家さんにお邪魔させていただいてきましたが、今回初めて田村に来ました!

 

 

GW前半の4/28~5/1と3泊4日で滞在しました!

何よりも振り返って思うことが

 

!!!楽しかった!!!

 

です!

 

 


【1日目】 4/28

 

4/28の夜に「紀家わくわく」に着き、餃子パーティーに参加しました。

初対面の方ばっかりだったので心配でしたが、ワーホリ参加者の方々や受け入れ農家の方々皆さんアットホームに接してもらい、初めてとは思えない感じで嬉しかったです。

お風呂は近くの銭湯にみんなで行ったのですが、番頭さんがとても気さくで人情味あふれる所でした(ちょっとお湯が熱かったです)。

 

 


【2日目】 4/29

 

今回はあつしさんの農園にお邪魔しました。

山の斜面に広がる段々のミカン畑で草刈りを行いました。

 

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石積みの上にある小さなスペースにミカンの木が植わっていて、その周りを縦横無尽に広がる雑草をひたすらに刈り取りたおしました。

お昼は有田川の近くにあるテラスカフェ「rice field」であの「みのしま丼」を食べました。どんぶりから大きくはみ出した太刀魚の天ぷらが大迫力でした!

 

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昼からも同じ作業でしたが、あいにくの雨で途中で切り上げました。

山から下りるときに初めて「モノラック」を経験し大興奮でした!

窮屈なスペースでの作業で大変でしたが、キレイになった農地を見ると達成感でいっぱいになりました!

夜はみんなでハヤシライスを作り、受け入れ農家さん達とゲームで盛り上がりました!笑笑

 


【3日目】 4/30

 

平成最後の日。

なんだかそわそわした一日でした。

 

この日は前回「agrico.」のメンバーが来た時に清見(柑橘)の袋掛けをしたものを、今回来たメンバーで収穫と袋剥きをしました。

 

それぞれの工程を行った人は違いますが、「agrico.」として一年を通して同じ作物に関わっていたことに感慨深いものを感じました。

 

コンテナに大量に入った清見を机にあけて、一つずつ袋を剥いて枝を切りました。

単純作業で気が遠くなりそうでしたが、作業しながらの会話が良く弾んだのでとても楽しく作業することができました。

時々出現するムカデイベントは大盛り上がりでした。

 

お昼は受け入れ農家のあつしさんのお母様が作って下さり、ほっこり心が満たされたお昼下がりでした。

 

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大切に育てられた清見は色がキレイで、作業場の倉庫が柑橘のいい匂いに包まれて幸せでした。

 

 

平成最後の晩餐は鍋でした。

 

ワーホリ参加者や受け入れ農家さんと鍋を囲み、団らんしながら令和を迎えました!

平成→令和の節目の日を「紀家わくわく」、また田村で迎えることができて本当に良かったです。

 

初めて田村を訪れ、農家の方々や全国各地から来た他のワーホリ参加者と交流し世界が広がりました。

自分の知らない知識や初めての体験があふれていて、有意義なゴールデンウィーク前半を過ごすことができました。

 

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周りの人たちにも、「田村良いところだよ!」「紀家わくわく一回行ってみて!」と広めていきたいと思います。

 

受け入れて下さり本当にありがとうございました!

必ずまた来ます!