奇跡と呼ばれたこの村で

紀州有田の湯浅町にある小さな村「田村」。コミュニティハウス「紀家わくわく」は都会と田村を繋ぐワームホール。学生たちが行き来する人口1000人の集落の暮らしと変化を書き残していきます。

【 学生体験記 】えもすぎるワーホリ

 

こんにちは。
和歌山大学 観光学部 2回 高橋優希です。

 

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今回は私も所属するagrico.の新歓の一貫で1回生も連れて田村にお邪魔しました。
私は畑伝農園で2日半ワーホリをさせていただきました!

 

 

4/26 夜中


日付が変わる頃に箕島駅に到着!お迎えにきてくれたあつしさんの車で紀家わくわくへ行き就寝。
夜遅くにありがとうございましたm(__)m

 

 

 

4/27 8:00-


世間はGW1日目、私はワーホリ1日目の朝です!
この日はセミノールの収穫を行いました。

 

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毛虫さんヤムカデさんたちと戦いながらセミノールたちをどんどん収穫していきました。
セミノールは割りと高いところになっているものも多く、155cmの自分では背伸びをしても厳しい...
そこで、木に登りながら収穫したり、高枝ばさみや脚立も使いながらコンテナ17個分をあつしさんと収穫仕切りました!!
(まさか大学生になってからも木登りをするとは笑)

 

作業の後はお風呂といきたいところですが、なんとこの日は日本農業新聞さんの取材が紀家わくわくに来ており、ワーホリについて学生もインタビューを受けることに...

 

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この記事を読んでワーホリや農業に興味をもって田村に来てくれる人が増えたら嬉しい限りです!

 

 

取材の後は、まちにまったお風呂とご飯です!!
宝泉湯の熱めのお湯につかり、作業による汗を流しました。すると、ご一緒させて頂いたおねいさまに声をかけていただきました。地元の銭湯はよき地域コミュニティの場になっているのだなぁと実感しました。また来ます!


わくわくに帰ったら晩御飯は3種の焼きそばとりょうすけさんの持ってきてくださったタイとタコの刺身、タコ飯です。

 

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本当に美味しくて美味しくて、2日目のエネルギーチャージ完了です!!

 

 

 

4/28 8:00-


2日目は南津海の収穫を行いました。
実はこの日収穫した清見は昨年12月のワーホリで自分たちで袋掛けした南津海なんです!!
回青を防ぐために袋掛けを行った南津海をこの手で収穫していくため大変エモーショナルな気持ちでした。


ワーホリは農家さんのその日の作業を手伝わせて頂けるため、その日その日で作業が全く異なります。

 


そんな中、ワーホリの回数を重ねることで様々な作業、新しいことを学べるだけでなく、1つの作物の成長を通して感じることができてとても嬉しかったです。


また、1日目に教えて頂いた片手どりを練習し、効率が上がったことを感じれ、収穫がより楽しかったです。


この日は午前中は1回生2人を足した4人で、午後はあつしさんと2人でコンテナ38個分、全ての南津海を収穫出来ました!!

 

この日の夜は餃子パーティーです!!


この日から参加するメンバーも含め、13人でテーブルを学べる囲み、200個の手作り餃子を食べました。本来なら食後帰る予定でしたが、楽しすぎで半日延長を決めました笑
りょうすけさんとagrico.幹部とすき家に行ったりと長い夜でした!

 

 

 

4/29 8:00-


延長の3日目です。
3日目は除草液が撒きやすいように、背の高い草や石垣にへばりついた草を倒していくと言う作業です。果樹に巻き付いた草もしっかりとることで養分が果樹以外に流れるのを防ぐ効果があるそうです。
同期2人とあつしさんのでどんどん先に進んで行き、時間が経つのが本当にあっという間でした。
最後までいることはできませんでしたが、倒していった草の絨毯は見違えるようでした。
お昼ご飯のみのしま丼はほっぺが落ちる美味しさでした。

 

 

長々と書きましたが、田村でのワーホリは紀家わくわくを中心にコミュニティの場があり、作業での学びは勿論のこと、様々な人と交流することができるため楽しく、刺激的なものでした。

 

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受け入れ農家さん畑伝農園さんを中心に田村の皆さんお世話になりました!!

 

ではまた!

 

高橋