奇跡と呼ばれたこの村で

紀州有田の湯浅町にある小さな村「田村」。コミュニティハウス「紀家わくわく」は都会と田村を繋ぐワームホール。学生たちが行き来する人口1000人の集落の暮らしと変化を書き残していきます。

【 学生体験記 】みかんと私の夏休み

 

こんにちは。

国際基督教大学教養学部3年の佐藤光です。

 

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7月12日-14日にワーホリに参加しました。

今回約3ヶ月ぶりの再訪問🤗

今回お手伝いした作業を紹介していきます。

 

 

*1日目


初日は午前に箕島駅に到着。信太郎さんがお迎えに来てくださり、お昼を近くで買って、海の側で波の音を聞きながらいただきました!


お昼から篤志さんのところでバレンシアオレンジの収穫です🍊

 

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高枝バサミを使い木に成っている果実を収穫し、籠に入れるお手伝いをしました。
高枝バサミで切った段階だと枝や葉の部分までついている場合があるので、ヘタのギリギリの部分までを小さなハサミで切り、それをコンテナに詰めていきます。一連の作業を2、3人で分担して行いました。

 

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みかんの香りに包まれながら作業をします😌

夏なのでもちろん暑いのですが、「空調服」という扇風機が付いている服をお借りして作業したので、とても快適に過ごせました!

 

夜はみょうが、きゅうり、トマトを入れたそうめんをいただきました🙏頑張った後のご飯は格別に美味しいなって思います✨

 

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*2日目


午前は1日目と同じ収穫を行いました。

しかし午後は雨が降り出したため、屋内の作業となりました。
倉庫に行き、みかんの袋がけを行うときの袋を整理しました。以前袋がけしていたものを取ってそのままにしていたため、袋が折られていて仕分けもされていない状態です。農家さんは雨が降ると基本的に作業ができないので、その時にできる仕事を考えていて、この作業はその一つなのだと思いました💡

 

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袋がけは、雨よけや鳥に食べられないようにする目的があるそうです。このときの袋がけはびわに使っていたらしいです!

 

夜ご飯は自炊ですが、受け入れ農家さんやご友人の方々が集まって食事をしました🥢

 

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田村がどのような土地柄か、たくさん教えてくださって本当に面白かったです!勉強になりました🙌

 

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*3日目


3日目は前回植えた由良早生の木がある英二朗さんのところで、若い実を全て落とす作業をしました。この木は3月に植えたばかりなので、背丈は1メートルほどしかなかったと思います。これから成長させていくために、実を落とすことで、余計なエネルギーをかけないようにするために行うそうです😲


実は青々としておりピンポン玉よりも小さいサイズだったと思います。指を使って一つ一つを落としていくのですが、ヘタの部分から上手く取るには指の力加減に工夫が必要で、慣れるまで難しかったです😅

 

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午後は倉庫を活用したような素敵な場所に行きました。

 

 

田村は訪問1日目にしてまた行きたいと思うような魅力がたくさん詰まってます✨☀️
海や山、星空などの自然の素晴らしさもさることながら、受け入れ農家さんの温かい人柄に惹かれることと思います!


今回もみかんのこともさることながら、田村の土地、農業のこと、食のことなどたくさんの学びがあり、満足のいく滞在になりました😊

 

農業の人手不足という問題もある中、これからの食をどのように考えていくべきなのか、ということを最近考えていたのですが、滞在中にも考える機会がたくさんありました。
これからもそのことを考え続けたいなと思います🤔
そう考えるきっかけをくれた田村に感謝です🙏また遊びにいきます!