奇跡と呼ばれたこの村で

紀州有田の湯浅町にある小さな村「田村」。コミュニティハウス「紀家わくわく」は都会と田村を繋ぐワームホール。学生たちが行き来する人口1000人の集落の暮らしと変化を書き残していきます。

【 学生体験記 】奇跡と呼ばれたこの村に 〜また来たくなる農村交流〜


こんにちは!


和歌山大学の地域交流援農サークル「agrico.」で副代表やってます。

観光学部2年の上田晃士(うえだこうじ)です。

 

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今回で2回目の学生体験記です。


11,12月という、みかんの収穫か始まった繁忙期に、大谷さんのところにお手伝いに行ってきました。

 

11月29日の夜に「紀家わくわく」に到着し、他のワーホリ参加者と受け入れ農家さん共に2日間のメンバーの割り振りを行いました!

今回は、家が田村の方ではないのですが、大谷さんのところにお手伝いに行くことになりました!

年の近い、大谷英士朗さんは夜な夜なみかんを食べて糖度を当てるという、とてもストイックな方ですが、とても気さくでイケメンな!方です。


11月30日、この日は朝7:00に「わくわく」を出発し、8:00ごろからみかん畑で、収穫作業が始まりました。

 

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他のみかん農家さんと同じく、山肌の段々畑でした。

段のギリギリまでみかんが生っており、ギリギリの体勢で収穫することもありましたが…足場は平坦なのでとても収穫しやすかったです!

大谷さんのところでは、みかんの木に味や生育状態などから区別がつけられており、それぞれの種類ごとに分けて収穫することで、選果の手間を省くということを行っていました。

 

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また、おいしいものとあまりおいしくないものを混ぜて選果したり箱詰めすると、全部があまりおいしくないものになるということで、おいしい(良い)ものはそれだけで収穫するとのことでした。

お昼は、ちかくの「カフェ&バー blue」で日替わりランチを食べました。

 

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とてもいい雰囲気のカフェで、作業の合間の束の間の休息を取ることができました。

 

午後からも同じ畑で収穫を行いました。

大谷さんのところは、地域の方やお知り合いの方がお手伝いに来られており、ワーホリ含めて10人くらいでの作業でした。

そのため、終わる頃には今回収穫する山肌の半分くらいを終わることができました!

 

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夜は、銭湯に行きワーホリのみんなで鍋パーティーを行いました!

 

 

最終日12月1日も、同じように7:00発で8:00ごろから作業が始まりました。

単純な収穫作業が続く中で、午前と午後に一回ずつある休憩時間では、お手伝いの方が淹れてくださったコーヒーで温まりました。

朝夕は寒いのですが日中は汗をかくほど暑いという中で、汗をかいて冷えた体にコーヒーは染み渡りました。

今回は、片手取りをマスターしようと思いまして、たくさん挑戦し、無事普通に片手で取れるようになりました!


2回目の田村でのワーホリということで、慣れた感じの方々との交流でしたが、まだまだはじめましての方がおり、緊張しました。

しかしながら、どの方も気さくでアットホームな雰囲気があり、年も近い(?)ということもあってか少しは打ち解けることができたのかなと思います!

何度来ても飽きることのない、田村の人々…

多分、一ヶ月後にはまた来るだろうなと思います(笑)


傾く家の中での、全国から集まった人々との交流も一つの目当てだったりします。

農村交流だけではなく、全国で何かしらをしている面白い人々との出会いもあるこのワーホリ。

 

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ずっと続いていくよう、もっと色んな人が知ってくれるよう、そんな思いでまた行きます。

 

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