🍊🍊12月のみかんワーホリ🍊🍊
和歌山大学観光学部2回の舟瀬葵です😸
和歌山大学の援農サークルagrico.の活動の一環として、11/29から12/1まで、紀家わくわくに宿泊しながら農作業をお手伝いさせてもらいました🍊
今回で3回目のワーホリ、そして何度目の田村でしょうか・・・🥺
4月末に初めてのワーホリを体験した後、田村や湯浅のとっても素敵な人達と場所が大好きになり、度々お邪魔しています☺️
そんな4月末ワーホリ後の体験記はこちらです!⬇️
https://zenbeefarm.hatenablog.com/entry/2019/05/09/091627
11/29の夜に紀家わくわくに到着しました🌙
実は・・・私は田村がある湯浅町の隣町、広川町に住んでいます😄
なので車で向かいました🚗💨
到着すると、井上信太郎さんの奥さん、夕佳里さんや旅をしながら各国で(!)農業をする利弥くん、千葉県からお越しのさくらさんが既に!!
そして2階には(紀家わくわくは二階建てなんです🏠そしてちょっと傾いてます🙃)あきのちゃんが😊
あきのちゃんはagrico.の代表さんです✨
2階で布団の準備をしました・・・が、シーツを掛布団にかけるのが難しい😑
いや〜日頃母に任せっきりなのがこういう所に出るなぁ・・・と恥ずかしかったです😐
そうこうしている内に、他のagrico.メンバーも到着したようで皆で寝る準備を進めました🌃
11/29到着組の6人が揃い、何だかとってもにぎやかな感じのわくわくです🥳
明日の朝は7:00出発☀️
みかん取りは体力勝負💪🏻・・・ということで、この日はおやすみなさい😴
今回のワーホリには、私を含めて9人の学生が参加しました😄
そして、初めてワーホリに参加する方が3人いらっしゃいます🥺
私は、田村や湯浅の人々の暖かさや場所の魅力、みかんを作ることの素敵さ・・・皆と一緒に感じられたらなぁ、と思いながら参加しました☺️
感動をシェアする、が私の今回のワーホリの目標です🍊
さて、私は目標を達成できたのか・・・体験記の最後に書いてますので、もし良かったらお読みください🌟
11/30の朝です☀️
う〜ん、身に染みる寒さ🥶
まだ6:00前・・・でもあと1時間で出発なので、布団に戻りたい気持ちにフタを🙂
今回は湯浅町の山田でみかんや他の柑橘を作っている大谷英士朗さんにお世話になりました✨
みかんの繁忙期に受け入れて下さった英士朗さん、そのご家族にはありがとうの気持ちでいっぱいです🙇🏻♀️
7:30に英士朗さんの家に到着し、畑に向かいました🍊
畑に到着すると、収穫のお仕事を一緒にする方々が既に!!
英士朗さんのお父さん、英士朗さん、お手伝いさん5人、学生3人、合計10人😲✨
こっこれはコンテナ何杯分のみかんが収穫できるんや🥺・・・とわくわくしました🍊
先輩農家さんに教わりながら作業開始です😊
では、この日学んだことを箇条書きで失礼します📝
🔶収穫した後の仕分け
・・・お父さんは「少しの量の良くないみかんが混じってると、その箱全体の評価が下がる」とおっしゃっていました。
そのことを考慮して、みかんの状態を見て木を分類し、収穫したみかんも別々のコンテナに入れました。
🔶生傷について
・・・私はみかんをハサミでついてしまいました。
これはとてもいけないことで、そのついたキズから腐ってくるそうです。
本当に申し訳ないことをしたな、と反省しました。
みかんは収穫時期によって、極早生(ごくわせ)、早生、中生(なかて)、晩生(おくて)、極晩生に分けらるそうです。
中生以降は収穫してから出荷するまでに時間がかかる場合もあり、収穫後1つのみかんが腐ると周りのみかんにも伝染ることがあるので気をつけるよう教えてもらいました。
🔶コンテナの位置について
・・・みかんを収穫するとテボに入れ、ある程度たまるとコンテナにあけます。
みかんのたくさん入ったコンテナをトラックに積み、空のコンテナを持ってきてくれる人がいます。
その人が少しでも楽なように、モノラックの近くにコンテナを置くようにすると良い、と教えてもらいました。
助け合いが感じられて、こういう考え方好きだなぁ・・・と思いました。
🔶みかんの取り方について
・・・みかんを傷つけないように、木に向かって立った時に自分の体やテボがあたる場所から取ると良いそうです。
これまで、先に上を取って、テボが重くなってきたらしゃがんで下を取るという取り方をしてきました・・・が、その方法でたくさんのみかん達を傷つけたかもしれない、と悲しくなり反省しました。
🔶うすなりについて
・・・1本の木に少ししかみかんが生っていないことを「うすなり」というそうです(漢字は分かりません🙃)。
うすなりだと、みかん一つについての栄養分が過多になり、実が肥大するそうです。
みかんはSS、S、M、L、2Lなどに分けられるそうですが、SやMのみかんを求めるお客さんが多い、と教えてもらいました。
なので、実が肥大したみかんはあまり良くないそうです。
🔶小木について
・・・小木は文字通り小さな木です。
小木は作業効率が良く、近頃は小木をたくさん植える農家さんもいるそうです。
しかし、大きな木の方が味は良いそうで、小木の間は味がとがっていたり、実も硬くなりがちだったり、葉も生き生きしすぎる、とお手伝いの方に教えてもらいました。
作業効率と味とを両立できないものでしょうか・・・
そして、お父さんは私たち学生に「取りやすい小木取って〜」とたっくさん言ってくれました。
優しさを感じたエピソードです☺️
この日の作業はお昼休憩を挟んで17:00まで!
冬は日暮れが早く、17:00だと少し暗くなり始めていました🏙
銭湯に寄ってから、わくわくに帰ります♨️
夕食は皆で鍋を囲みました😄
作業後お腹はペッコペコだったので本当に美味しかった〜🤤
夕食後11/30到着組の3人が合流し・・・ちょっと待ってください😲
実はこの3人の中に11/30が誕生日の方がいます👀
その方のためにケーキを用意させてもらいました🍰
何とめでたい🥳
お誕生日おめでとう、もんちゃん🌈
さて、9人揃ったところで・・・明日の朝も早いので、この日はおやすみなさい😴
12/1の朝になりました☀️
今日が最終日・・・毎回思うことですが、時間が経つのが早すぎる😫
最終日の朝は決まって、もっと皆と農作業したり一緒にご飯食べたりしたいなぁという気持ちになります・・・
昨日に引き続き、英士朗さんの家の大清農園さんにお世話になります🍊
今日もみかんの収穫作業です😊
私たちが収穫させてもらったのは、早生(わせ)という、比較的みかんシーズン序盤のみかんだそう😲
これから更なる忙しさを迎えるみかんシーズン・・・ワーホリが終わった後も何か力になれたらな、と思います🤔
では、この日教わったことも箇条書きで失礼します📝
🔶コンテナに乗る場合について
・・・「あとちょっと、届きそうで届かない!」というもどかしい気持ちを解決してくれるコンテナ乗り。ただ、コンテナを裏返して上に乗る時に、真ん中に乗らないようにと教えてもらいました。真ん中に乗ると、底が抜けてしまう恐れがあるそうです。
みかんを入れる大切なコンテナ、若干乗っていいものか迷いはあったものの、乗ってみると作業がスムーズに進みました。
みかんが高い所に生っている場合、脚立を使ったり、木に登ったりして収穫するのですが、今回のワーホリで私は一度も高い場所を取らなかったな、と。
それは、英士朗さんやお父さん、一緒にお仕事をしたベテランさん達が「取りやすいとこ取っときな〜」とお気遣いいただいたからで・・・
感謝の気持ちを持ちながら農作業に勤しみました。
ありがとうございます🍊
🔶みかんの「ふき」について
・・・お父さんは、ボコボコしたフカフカのみかんを「ふいてる」とおっしゃってました。
この「ふきみかん」、実はあまりよろしくないそう。
夏にカ〜っと暑くて雨が少ないと、ギュッと締まったみかん(べっぴんさん、と呼んでました☺️)ができるそうですが、雨が多かったり冬になっても暖かい日が続いたりするとみかんがふいてしまうそうです。
農業は天候とにらめっこなんだな、と思いました。
剪定や農薬散布、摘果など人の手でする「美味しくするためのこと」以外にも、どうしようもない自然環境とも上手く付き合っていく必要もあって・・・
せっかく美味しくなるはずだったのに、天気に味を左右されてしまうのは悲しいな、と思ってしまいました。
🔶味見について
・・・お父さんは、収穫する木が変わるごとにみかんを一つ味見していました。
この細かい作業にも大清農園さんのみかんの美味しさの秘密はあるんだろうなぁ・・・と感動しました。
🔶(余談ですが・・・)
・・・英士朗さんは湯浅町山田の農家さんですが、この2日間は少し離れた有田川町の畑でお世話になりました。
お昼ご飯は、その畑の近くにある「ダイニング&カフェバーBlue」というなんともオシャレなところで食べました。
見て下さい🥺
突然の飯テロ失礼いたしました・・・
このオムライスが絶品でした🤤
皆さん機会があれば是非☺️
作業着でおるヤッケと長靴でも、快く迎えてくれました(小声)
この日の作業は17:00に終わり、わくわくに帰りました🚗💨
帰る前にお母さんに柿をいただきました🤩
大ぶりでとても色の綺麗な柿で、食べるのが楽しみです😋
今日のわくわくでの晩ご飯はブリしゃぶと牡蠣鍋でした・・・
((((((豪華すぎる!!!))))))
人生初ブリしゃぶ・・・美味しさに心震えました🥺
この美しいブリは正都さんが盛り付けて下さいました🤩
牡蠣鍋も初体験でしたが、とっても美味しかったです🤤
さて、楽しい時間はあっという間に過ぎ、皆が帰る電車の時間が近づいてきました😔
また大学で会えるのですが、何だか少し寂しいです😓
・・・と思っていたら、信太郎さんと大崎さんが皆を和歌山市内まで車で送ってくれることに!!
何という優しさ🥺✨
皆といる時間が少し延びて嬉しかったです😆
今回もあっという間に過ぎたワーホリでしたが、農作業で学んだことなど、文字に書き起こしてみるとたくさん得るものがあったのだと改めて実感します。
「田村、湯浅ってやっぱり素敵なところだな」ということも、振り返りを通じてしみじみと思います。
地域の人達が生き生きとしていて、それをどんどん盛り上げよう、広げよう、残そうと頑張っている方が沢山いる場所。
憧れで「すごい!」としか言えないのに、なぜか親近感もあって・・・
行く度、会う度どんどん好きな場所になっていきます。
さてさて、最後になりましたが、今回の私の目標ー「感動をシェアする」は達成できたのか?
答えは・・・分かりません!!!
私が直接声を掛けてワーホリに参加した方とは話ができたけど、他の初ワーホリの方々にもちゃんと魅力は伝わったかな?
とか
自分のことばかりで周りが見えてなかったんじゃないかな?
とか・・・
反省は多々ありますが、「田村、湯浅すっごい!!!」っていう感動は、私がシェアするものでもないか、というのが今の段階での答えです。
「すごいよね!」って言ってからの感動じゃなくて、「わ〜!すごいね!!」って一緒に感動できるようになろう、と思いました。
人の心にもっと寄り添える人間になりたいな、と。
学生体験記をなぜ私の目標を語ることで締められているのかは、誰にも解けない謎ですが・・・
田村、湯浅は私を間違いなく成長させてくれる場所です!