【 学生体験記 】豊かな自然と美味しいみかん!田村で初ワーホリ体験
大学では平和研究を専攻しています。普段食べているものの生産者側の立場に立ってみたい!と思い、今回初めて和歌山を訪れました😆
*1日目
お昼に湯浅駅に到着。海と山が近く、自然に恵まれた場所です。
私は午後からの作業に合流しました。英士朗さんが受け入れ農家として迎えてくれました。
この日はみかんの苗木植えをしました。はじめは苗木を運ぶお手伝いをしていたのですが、実際に植える体験もさせていただきました!🌳
苗木はゆら早生です。甘味も酸味もあるスーパーみかんであるらしい…!英士朗さんも篤志さんも信太郎さんも口を揃えてあれは美味しいみかんだと語っていました。皆さん同じことを仰っていて面白かった笑
苗木の植え付けは、穴を掘り、肥料を撒き、苗木の根っこを広げて穴の中に入れ、土を被せ、その土の上を踏んで固めて、更に周りの土をかける、というプロセスでやっていきます。自分でいざやると色々とコツが必要な作業であることが分かります。そうして力をかけるからこそ、これから大きくなってほしいなと期待も高まります。成長が楽しみです!🍊
作業後は、小浜海岸に連れて行ってくださりました!ちょうど夕焼けの時間、海に沈みゆく太陽の光が水面に反射していた景色は格別でした。
黄金の太陽と藤色と薔薇色の夕焼け空、写真で見るよりもずっと美しいです。こんな景色が毎日見れたらすごく幸せだなあ。
そのあとは近くの銭湯でお風呂に行きました。頑張った後のお風呂は最高です!
夕食はわくわくで焼きそばをいただきました。
他のワーホリ生と田村の方々が集まり、賑やかな夜になりました。こうして農作業だけではない時間もあると、緊張がほぐれて周りの方々と接しやすくなるので良いです!
少し外に出て空を見上げると、東京では考えられないくらい、はっきりと星が分かる空が一面に広がっていました✨
*2日目
昨日終わらなかった分の苗木植えをしました。
苗木植えといっても、全ての苗木を同じように植えるわけではなく、いくつかは試験を実行します。この肥料を混ぜた時の成長具合や味はどうなるのか、ということを確かめるのです。この肥料の調合と、苗木の水やりも行いました🧤
お昼はシラス丼をいただきました。ご飯が全く見えないくらいシラスが乗っていて感激…!海が近いとやっぱり海産物が特別に美味しいです🌊
そのあとは、篤志さんのところの作業に加わらせていただきました。カラーコンテナに堆肥を入れて運ぶお手伝いをしました。
農家さんのお仕事は幅広くあるということを知り、改めて尊敬の念を抱きます。私たちの家庭に並ぶあらゆる食材が、農家さんの様々な努力によって支えられて存在しているということ。
生産者側の立場に一瞬だけでもなれたことで、そのことに何度も気付かされたと同時に、消費者側にそのような気付きがあまり共有されていない現実についても考えざるを得ませんでした。
夕飯は、唐揚げとポトフになりました。
自分たちで作ってみんなで食べると本当に美味しい。夕食後は大富豪の対戦で盛り上がりました。私も覚えたてのルールで初参戦しました!😮
*3日目
午前中は木材を運ぶお手伝いをしました。
みかん山にも連れて行っていただいて、素敵な景色を見ることができました🍊その後はみかんジュースの試作品を取りに行き、続いて清見の袋がけをしました。袋がけは鳥に食べられたり雨に濡れてしまうのを防ぐために行います。
最後の作業を終えた後、大好きな海を訪れることができました。英士朗さんの心遣いに感謝です😊
そして夜は山の上へ星空を見に行きました。最後の夜だと思うと寂しい。北斗七星をひたすら目に焼き付けました。
私の滞在期間はわずか3日間でしたが、様々な作業を体験することができました。正直、こんなに魅了されるとは思ってもいなかった。本当に田村との別れが名残惜しかったです。
商品をただ大量に消費するだけ。
自然の恵みや人々の繋がりを忘れかけているように思える都市生活。その中で暮らす私には何ができるのかを真剣に考える、本当に良い機会になりました。
優しく接してくださった田村の皆さま、どうもありがとうございました☺️たくさんの鮮やかな思い出ができました。必ずまた戻ってきます!