【 学生体験記 】初めてのワーキングホリデー
こんばんは!
双葉ちゃん、5日間のワーキングホリデーお疲れ様でした!
東大みかん愛好会には今年から入ったみたいで、和歌山は初めてとのこと。滞在中、湯浅の若者の集まる「湯光会」の保育所出張イベントも参加したし濃〜い経験ができたんじゃないかな🤔
では、そんな双葉ちゃんの学生体験記です!どうぞ!!
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浅井双葉です🌱
東大みかん愛好会のワーキングホリデーとして、お世話になりました。
私は5日間の滞在期間の中で、倉庫や組合見学・台風の復興作業・摘果・ジュース企画をお手伝いさせていただきました。
信太郎さんの倉庫や田村の組合を見学させていただき、とても興味深かったのが、「個選」という販売システムでした。JAなどの「共選」とは違って、いい意味で個々の農家さんがライバルであり、協力関係にもありました。各農家さんに代々受け継がれる名前があったのも、とても印象的でした。
田村は個選なので、みかんの選別機器なども各家庭の倉庫にあり、ダンボールの組み立てから(ホッチキスでとめるのも手作業!)出荷まで全て各家庭が責任持ってなさっており、非常に作業が丁寧!!!
みかん畑への台風の被害としては、潮風で木がほとんど枯れてしまう、大きな木でも根っこから地面に倒れてしまうなどなあり、台風で飛ばされてきた枝などを畑の外に出して、畑を綺麗にする作業などをお手伝いさせていただきました。
根っこから倒れてしまっていた木々には、スコップで周りの土を掘って土を被せ、他にも切った木の枝を細かくする作業も行いました。ハサミで枝を切ることで、次に畑を歩く際に足に木々が引っかかることなく、スムーズに作業ができるよあになるそうです!!また、枝を切り終えた大きな木は1つの山にすることで腐敗を促進〜。
小さな枝まで切っていると、時間がかかってしまいます。切るべき枝と切らなくても支障がない枝を見分けるのに、始めは苦戦しました笑
時間をかけて、大切に育てた木々を切っていくのは悲しいことだったと思うのですが、「考えても仕方がない!!次は何を植えようか!」と常に次を考えられているポジティブな信太郎さん。私もその次へと繋がる一歩をお手伝いすることができて、とても嬉しかったです。
初めての摘果は、「素人の私に任せても大丈夫ですか!?」っという心配もありましたが、みかんに直接携わることができる作業だったので、特にわくわくしました!!手で上手に摘むにはまだ難しい場面も、、、そんなときはハサミの出番✂️
休憩時には、摘果で摘んでしまったみかんを味見🍊やはりまだ酸味が強かったですが、美味しいすっぱさで疲れが吹っ飛びました!!
いつもみかん畑を見るたびに、なぜ小さなみかんがたくさん落ちているのかと不思議に思っていましたが、摘果の作業を実際に行ってみて、やっと謎が解けました。
このように何気なく普段畑を見かけては、疑問に思っていたことを、今回一つずつ解くことができ、自分で体験することは改めて大切だと感じました!!
最後に、保育園でみかんジュースを提供する企画をお手伝いさせていただきました。
信太郎さんのオレンジを綺麗なもの、健康なものなどと10キロずつに分けてる作業から始まり、いざ保育園へ!
純粋な子供にとても癒されました!!
みんなジュースや機械に興味津々!嬉しそうにジュースを飲む子供達を見て、この企画に携われたことや普段触れ合うことのできない地域の子供たちに出会えたことを、心から嬉しく思いました。
初めてのワーキングホリデーの場所が、地域一帯がまるで家族のようで温かい、みなさんがいらっしゃる和歌山の田村で本当に幸せでした!!
みかんを食べたり・知識的に学ぶだけではなく、今回実際に自分でみかんを育てる過程に携わる機会をくださった信太郎さんにとても感謝しています。新しく学んだことを忘れずに、次に生かしていきたいと思います!!
またぜひ、お邪魔させてください!!
【 学生体験記 】田村体験記
初めて和歌山に来た東大生、梅田ひろきくん!
タイミングもよく田村の年に一度のお祭りのキックオフに参加できたね。同い年の農家(19歳)も田村にいて仲良くなっていたのが嬉しかったな〜。夜にしたカタン(ボードゲーム)は惨敗したけども...ひろきよ、次は覚えてろよ...!
日中は台風21号で倒れた木々の撤去をしてくれました...、本当にありがとうね😭
助かりました。
体験記もがっつり書いてくれてます。
読み応えある🙆♂️どうぞ!!
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こんにちは!
東京大学理科2類 一年生の梅田です!
私は、9月14日~9月17日の4日間、夏休みを利用し、田村でワーキングホリデーという体験をさせていただきました。
その体験を報告させていただきます('◇')ゞ
(一日ずつ書いてたら長くなってしまいました、ごめんなさい)
◎一日目
長い電車に揺られ、ついに田村到着!
お昼ごはんをたべて一息ついたら、早速農園へ向かいます。
今日の作業は農園の手入れと台風処理のお手伝い。
田村はこの前の台風で甚大な被害をうけ、倒れてしまったみかんの木もちらほら。
そんな木や邪魔になっている草木をコマ切れにしたりする作業を行いました。
チェーンソーで切られていくみかんの木をみるのは、つらく、何年もかけて作り上げてきたみかんの木が、たった一日でだめになってしまうという事実にやりきれない気持ちになりました。
夜ごはんは自炊です。
この日のメニューはハヤシライスで、久々に包丁を握りました。
疲れた後の晩御飯は臓腑に染みるようで、何度もおかわりに走りました。
夜ご飯の後には、みんなで「カタン」というボードゲームをし、私は圧勝しました
(`・ω・´)どやぁ
そんなこんなで一日目が終わります。
◎二日目
朝に弱い私は、一緒に来ている友人に起こされ二日目をむかえます。
どたばたと準備をし、昨日と同じ農園へ。
昨日に引き続き、台風処理を行います。
みかん畑は斜面にあるので、足場がしっかりせず、平地の倍はしんどいのではないか感じます。
これからは、みかん一つひとつにもっとありがたみを感じれそうです。
ひと段落したところで、お昼休み。
今日は、信太郎さんの奮発でしらす丼を食べに行きました。
朝にとれたばかりの生しらすは大変おいしゅうございました(*‘ω‘ *)
さて、午後は別の園地に向かいます。
午後は、マルチを張る作業を行いました。
マルチを張り、みかんの木が吸収する水を制限することで、濃い美味しいみかんができるようです。
この作業、見ている分には楽しそうなのですが、実際やってみると立ったりしゃがんだりで、自分としては一番しんどいものでした。
そして、今日は早めに作業を終えます。
というのも、田村には年に一回大きな祭があり、練習は祭の1カ月前から始まります。
今日はその祭のちょうど一カ月前の日。
「頭家」または「当家」と呼ばれるその年々に定められる家で、この開幕を祝ってごちそうが振舞われるのです。
ワーキングホリデーに来ている我々も、信太郎さんについて、この会に参加させてもらいました。
頭家さんのお宅の前に設置された大小の太鼓が、横笛の演奏とともにリズムよく叩かれている様子をみたり、実際に太鼓を叩く体験をさせてもらったりして、祭の雰囲気を少し味わうことができました。
自分の住むところには、このような The 祭 という雰囲気を纏ったものは無かったので、貴重な経験をさせてもらいました('▽')
◎3日目
今日も起きれない私は、相方の蹴りで目をさまします。
今日は町の大掃除デー。
地元の方々と混じって、側溝の掃除を行いました。
昨日の会で見かけた人もちらほらいて、声をかけてくださって嬉しかったです。
農作業は午後から。
今日は昨日の午後と同じ農園で摘果作業を行います。
なんだかんだでみかんに直接初めてさわる作業。ちょいとテンションあがりました。
ここで、一日目に引き続き台風の話。
実は、田村を襲った台風の被害は強い風だけではありませんでした。
海に近い田村では、台風による潮風で深刻な塩害被害を受けていました。
この日の帰り、塩害被害をうけたビワとみかんを見にいったのですが、ビワ畑は一面茶色で枯死してしまったようであり、大きなショックをうけました。
みかんの方も、木が倒れ、葉が茶色くなっていたのですが、よく目を凝らすと秋芽がでてきていて、みかんの生命力に感動しました。
出過ぎたことを言えば、台風の被害に屈せず前に進み続ける田村の人たちの象徴のようにも思えました。
さて、今日も夜にイベントが発生。
インドネシアからの留学生が来て、田村でBBQ会が開催されるということで、また我々も参加いたしました。
昨日の会とはまた違って、田村の外の人もたくさんいらっしゃり、興味深いお話を聞くことができました。
BBQの後は、祭の練習場にも顔をだしました。
、、、、わいわいして、気づいたら日付をまたいでました(・・;)
◎4日目
とうとう帰る日がやってきてしまいました。
体感では、まだ2日目か3日目ぐらいで、それほどに田村での日々が楽しかったのだなぁとしみじみ思います。
午前は昨日と同じ摘果をし、午後はお世話になった「紀家わくわく」を掃除し、そして、お別れの時間になりました。
寂しさを感じながらも信太郎さんの車で駅へ。
簑島駅から4時間、実家に着き、私のワーキングホリデーは終了しました。
思い返してみると、この4日間は、農作業を現地で体験できただけでなく、農業に携わるさまざまな人と触れ合うことのできた、濃密で貴重な時間だったと思います。
また、今回のワーキングホリデーでは、台風の被害の実情を目の当たりにしたことが一番印象的でした。惨状を見て、みかん愛好会員としても一消費者としても他人事として片づけていいことのようには思えませんでした。でも、まだ何をすればいいのかよく分かりませんでした。これから、愛好会で活動を続けて行く中で、このようなときに自分に何ができるのか、見いだせるように成長できればと思います。
さて、本当に田村での四日間は充実した楽しいものでした。
これは、田村のみなさんが私たちをあたたかく迎えてくださったことも大きかったと思います。
本当にありがとうございました!
しばらくしたら戻ってくると思うので、その時はまたよろしくお願いします!
以上、梅田の体験報告記でした!
ずらずらと長い文章でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
m(_ _)m
【 学生体験記 】ワーホリ体験記
なおたかー!がっつり書いてくれたな。笑
ありがとう(^^)
秀哉と一緒に行くと連絡きて本当にやってきた。田村に来るのは2回目かな。
田村だけでなく湯浅町のことまで詳しく書いてくれています!!
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東京大学法学部4年の栁澤直孝です。
9月10日から12日までの3日間、和歌山でお世話になりました。
下宿先の東京から、和歌山での3日間の紹介をさせていただきます。
「和歌山行くか!」「よし行こう!」
さかのぼること2週間とちょっと、大学の友人の水野と銭湯に浸かっている最中に、唐突に和歌山行が決まりました。
実は僕も水野も東大みかん愛好会に入っていて、一度田村にお世話になっています。
その頃から、また和歌山行きたいなぁと思いつつも、なかなか機会を見つけられず…という感じだったのですが、銭湯での一言から和歌山行きが決まりました。
行動するって大事ですね。
そこから急いで飛行機をとって(和歌山には新幹線で行くより、LCCを使って関空経由で行った方が安いです)、帰りの夜行バスも予約しました。(大阪発東京行きが2800円でした。安い!)
わくわく。
しかし、直前になり、それどころではなくなります。
台風21号です。
僕自身、長野県出身で大した台風被害を受けたことがないので、正直台風をナメているところがあり、「雨降って風がちょっと強くなるくらいでしょ!」くらいに思っていました。
しかし、次々飛び込んでくる台風被害のニュースに、不安が募りました。
和歌山の皆さんは無事なんだろうか。被害はどれくらいなんだろう…。
9月10日
まずそもそも飛行機が飛ばない疑惑までありましたが、成田を出発し、なんとか国内線が復旧したばかりの関空に到着。
ニュースで見ていた通り、連絡橋は大きく破損し、電車はしばらく運行できないとのこと。
臨時バスで到着したりんくうタウンも、割れたガラスが残っていたり、大きな街路樹が中央から折れていたりと、台風の爪痕は生々しく残っていました。
りんくうタウンからは電車で箕島駅まで向かい、駅まで迎えに来てくれた信太郎さんの車で田村に向かいます。
わくわくも瓦が飛ばされたこと。みかんの木が風で倒されてしまったこと。海沿いの畑は塩害でほとんど枯れてしまったこと。
車に揺られながら、信太郎さんに台風の被害を伺いました。
実際、田村の海沿いの道から見る山は、完全に茶色になっていました。
秋になって葉が落ちた、とかではなく、例年なら緑が茂っているはずだそうでした。
これまでも農業の明るい面ばかりを見てきたわけではありませんが、改めて自然と向き合っていくことの厳しさを改めて感じさせられました。
15分ほどでわくわくに到着。
台風でさらに傾斜がきつくなったような?笑(そんなことはない。たぶん。)
着いた時にはもう夕方だったので、食事の準備から始めます。
回鍋肉を作りました。僕はニンジンの皮をむきました。一緒に作るスープのために卵を溶きました。
それだけです。料理力のなさが露呈しました。
食事には、地元の若手農家の方がたくさん集まりました。
ほとんどが僕より年下ですが、みかん農家として頑張っている人ばかりです。
作っているみかんの話や、田村のお祭りの話なんかをしました。
食事とひとしきりのおしゃべりの後は、田村で漁師をしているりょうすけと腕相撲。
東大生って勉強ばかりの頭でっかちと思われがちかもしれませんが、僕これでも中高はバリバリにバレーやっていたし、大学の施設で筋トレしたりしていて、ちょっと筋肉には自信があるんですよー!
と、いうわけで挑みました!
結果は、瞬殺。
…いや、された方です。瞬殺した方ではないです。
あれ???あれれ????すごい恥ずかしいぞ?5秒と持たなかったぞ?
5分後、そのりょうすけは信太郎さんに瞬殺されてました。世界は広い…。
9月11日
2日目の朝から、農作業のお手伝いです。
山下紅の畑で摘果のお手伝いをしました。
裂果なんかはわかりやすくていいんですが、葉果比とか、サイズとかの基準になるとなかなか悩ましいです。おいしいみかんを作るために必要な作業とは分かっていながらも、未来ある若者(若みかん)の成長の芽を摘み取るのはなかなか責任重大です。プレッシャーを感じつつ、一つずつ摘果していきます。
青みかん、酸っぱい!!!
お昼休みにはりょうすけがとれたてのシラスを持ってきてくれました!
田村はシラスも有名だそうです。
取れたてのシラスって初めてでした。釜揚げしらすにしてもらって、シラス丼にして食べました。
柔らかくて、適度な塩味と磯の香りでめちゃくちゃうまい。感動しました。
午後も摘果。
あとで聞いたんですが、この日1日で4人がかりでやった分は全体の10分の1くらいだそうです。そして、善兵衛農園では摘果作業を3周行うとのこと。大変な作業です。
帰ってきてお風呂。買い出し。ご飯。牛肉がめちゃくちゃ安かった!
ハヤシライスを作りました。
食後は信太郎さん、まっさんとスマブラ(ゲームキューブの)。
東大生って勉強ばかりの頭でっかちと思われがちかもしれませんが、僕これでも(Wiiだけど)スマブラは持っていたし、大学でも友達の家でやったりして、ちょっと腕には自信があるんですよー!
と、いうわけで挑みました!
結果は、瞬殺。
もう言わずもがなです。なんでそんな強いんですか。農家やってるとスマブラって強くなるんですか。
3人プレイなのに蚊帳の外でした。悲しい。
9月12日
3日目は朝から雨で、畑での作業はできませんでした。
とりあえずわくわくの掃除。わくわくの掃除は色々なものが出てきて楽しいです。古文書マニアとかではないんですが、戦前の地図帳とかあったらさすがに興奮しません?
お昼になっても雨はやまず、湯浅町のあちこちに連れて行ってもらいました。
お昼は食べログ4.0超え、ラーメン部門日本一になったこともあるラーメン屋「清乃」。こんなところにあるとは。
こってり×魚介系でめちゃめちゃおいしかったです。ラーメン大好きなので非常に幸せでした。
その後は醤油工場に連れて行ってもらいました。
湯浅町は醤油発祥の地でもあるそうです。
なんかもうコンテンツ力エグくないですか。
醤油の試飲とか初体験でした。でも確かに全然味が違う。
おすすめは魯山人醤油です。ぜひお試しあれ。
…と、1日遊んでばかりでしたが、気づけば帰京の時間。
別れを惜しみつつ、和歌山でのあっという間の3日間は幕を閉じました。
…
豊かな自然に囲まれ、山からも海からもたくさんの恩恵が得られること。よそ者の僕たちを温かく受け入れてくれる、明るくて面白い人たちがいること。田村には本当にたくさんの魅力があると感じた3日間でした。
中でも、僕が魅力に感じたのは、田村の人たちの地元への愛、田村という地域への誇りです。
印象的だったのが、地元のお祭りがすごく大切にされていることでした。わくわくに集まる人たちもお祭りへの熱い思いを口にしていて、そういう地域に根付く文化がすごく大切にされていることが、地域の一体感を生み出す一つの大きな要因なんじゃないかと思いました。
そして、そこからもたらされる住民同士の結束というのは、公的機能の縮小していく未来の日本社会において大切になってくるものだと思います。
若い人たちが多く地元に戻ってきて地域の活動で活躍しているのもあり、田村はすごく前を向いた明るい地域です。田村にはこれからの日本の社会の発展のためのヒントがあるんじゃないか、なんて思ったりしました。
…と、急に本来の趣旨から外れ、ガラでもない考察をしてしまいましたが、伝えたかったのは、田村は人、自然、文化に恵まれた本当に素敵な地域だということです。
今は台風の被害で大変だと思いますが、前向きな農家の皆さんの言葉が印象的でした。きっとこの被害も乗り越え、これからおいしいみかんを作ってくださると信じています。
楽しみにしています!
信太郎さんをはじめ、田村でお世話になった皆さん、本当にありがとうございました。また絶対行きます!長くなってしまいましたが、最後まで駄文にお付き合いいただき、ありがとうございましたー!
【 学生体験記 】みかんのような暖かみのある色を感じて
今回の体験記はボランチの「どいちゃん」!
積極的に参加してくれて、記事の説明も細かい、凄い...!
どいちゃんの体験記、ぜひみなさん読んでみてください😊
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こんにちは~😃はじめまして!
慶應義塾大学理工学部に所属しております3年生の土肥航大です!
8月9~11日に、僕の所属する学生団体Volanteの活動の一環で、活動メンバーとして田村でのワーキングホリデーに初参加させていただきました!
僕がワーキングホリデーに参加したいと思った理由は大きく3つありました。
①.え!普通に面白そう!楽しそう!
②.地方の自然だったり、人の温かさを感じたい!
③.日程空いてる!しかもその期間ちょうど関西にいる!笑
こんな感じの理由で参加を決意。
そして初日。
僕は大阪の祖父母の家から電車で揺れること2時間半ほど。和歌山県の海沿いを走る電車で思わず声が漏れてしまうほどの海の美しさと雄々しさ。海を見てるだけでテンション爆上げ🆙でワーホリへのモチベーションが高まりました。笑
現地に着いて、お世話になる農家さんに挨拶。昼飯を古民家、いや「紀家わくわく」にて平らげて、午後からいよいよみかん農家としての第一歩を踏み出します。
僕はみかんについての知識は本当に乏しく、全てが初体験でした。
今回行った作業は「摘果」というものです!
摘果とは、実の多くなっている木から実を取ったり、大きさの異なる実を揃えるために実を取っていく作業です。
この作業の目的として、おいしいみかんに育つためには、しっかりと栄養分がどの実にも行き渡るようにしたい。実が多すぎると行き渡る栄養分がそれぞれ少なくなってしまう(´;ω;`) また木が疲れて来年の果実量が減ってしまう( ;∀;) そんな弊害を少なくするために実を落としていくんですね。
ふむふむ。なるほど。といった感じで全てがお勉強。
それで、実際に畑に行くとまぁ驚き。坂道を軽トラがぐんぐんと駆け上がってくんですよ。もはやアトラクション笑
え、向かってる場所高くないですか、、、?
みかんには3つの太陽
①.空からの太陽光
②.海から反射する太陽光
③.石垣への太陽の照り返し
が大事らしく、このような高地が適しているらしいです。(by弊団体代表 堀越麻鈴)
というわけで高いんですね!へぇー。
日差しが照り付ける中、実際に作業を開始。
最初はなかなかみかんがうまく取れなかったのですが、徐々に慣れ始めてくるもんですね。一つとって香りを嗅いでみます。
ぬお。。。みかんだ。。。いい匂い。
そんなこんなで畑の下から上の木を目指してひたすら摘果していきます。畑は何段くらいあったんだろうなぁ...
休憩時間にはバレンシアオレンジをいただいて、美味しく食べながら畑の上から見下ろす絶景を堪能。
生きててよかった、、、
フルーツアレルギーを持ってる僕ですが、柑橘類は全て体が受け入れてくれます😊
そんなこんなで3日ほど同じ作業を繰り返して、畑一つ分の摘果作業を終わらせることができました!!!
作業が終わった夜は、温泉に連れて行っていただいたり、地元の方とたくさん世間話をさせていただいたり、慣れない料理までしてとにかく充実してました!
お昼にスイカ割り(もちろんスイカは食べれない)やったり、夜に海風を浴びながら花火して(もちろんインスタ映え)、星見て(もちろん流れ星見た)といった夏の思い出も満喫。
濃い三日間をまとめると...
①.大変だった...農家の方を心から尊敬...
②.楽しかった!全てが勉強だった!
③.また来たい!というか来る!
④.地方最高!安心感抜群!
まだまだ思い浮かびますが、今日はこの辺で。笑
また関西に寄った時に訪れたいと思っています。
人の温かさとみかんのオレンジ色が温かく見守ってくれる町。自然に囲まれた田村は帰りたくなる町に違いないと思います。
この投稿を通じて、田村に訪れる方が少しでも増えますように。
学生団体Volante 土肥航大
【 学生体験記 】はじめてのワーホリ!みかんの摘果とは...?
こんにちは!信太郎です!
今回の体験記は和歌山初めての女の子、なっちゃんです🍊
関西人顔負けの弾丸トークは最高だったよ。笑
畑で疲れてるはずなのに昼休みに海で泳いだりと元気な女の子、お疲れ様でした(^^)
では、そんななっちゃんが書いた学生体験記です!どうぞ!
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はじめまして!こんにちは!
明治学院大学法学部2年の小宮奈津美です😆🍊💕
夏になり、水分補給と美白(思い込み)のために1日2本みかんジュースを飲んでいます。
8月9日〜11日の3日間、ワーキングホリデーに参加させていただきました!
working holiday✨って、社会人になってからいくものじゃないの?!、なにをするんだー?!と思っていましたが、簡単に言うと”みかん農家体験👨🌾🍊”です。
今回はみかんの摘果作業のお手伝いをさせていただきました。
一つ一つが甘いみかんになるように
同じ大きさのみかんができるように
一つ一つ愛を持って摘みまくりました!💕
主にみかんの木の”すそ”と呼ばれる枝の先にたくさんついている実を何個かと、”懐”と呼ばれる日光があまり当たらない木の幹の近くの小さな実を摘みました。
まだ若いみかんちゃんですが、とてもすっぱいかと思ったら意外と食べれちゃう美味しいすっぱさで作業の合間につまみ食いしてしまいました😏
最初はクイっと指の先で摘むのも苦戦し、何個くらいとったらいいのだろうと考えながらやっていたのですが、だんだんコツがわかってきて、摘むスピードもあがり3日間で山の麓か頂上までのほとんどの木のみかんを摘むことができました!
蜘蛛の巣や、アブも多く、暑い中での作業は少し大変でしたが、volanteのメンバーとおしゃべりしながらの作業はとても楽しく絆が深まったと思っています!
このワーキングホリデーを通じて、農家さんの細い作業や、みかんの特性を考えての育て方など、日々何気なく食べているものがさまざまな工夫を経て美味しく食べられていることを実感し、自分の置かれている環境と、農家さんへの感謝の気持ちでいっぱいになりました。
何にも考えない、なにもしない時間を過ごしがちになってしまう生活の中で、この経験は刺激を与えてもらってたし、もっともっと色々なことをやっていきたいなと思わせてくれるきっかけになりました。
今回は若いみかんちゃんやスイカや綺麗な海など和歌山の夏をたくさん楽しませていただいたので、
つぎは他の季節も楽しみたいなと思います!!
またいきたいです!🍊
【 学生体験記 】3日間のみかんワーホリ
こんばんは!
台風20号通過中、学生体験記更新です🌀
何も被害がないことを祈るばかりです。
今回は...!
ゴールデンウィークに来てくれたえりかちゃんの記事!1日1日丁寧に書いてくれていて嬉しいです!ありがとう!
農業に今まで接する機会がほとんどなかったえりかちゃんの体験記です、みなさん是非読んでください🍊
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今回、学生団体volanteのメンバーと和歌山へ来ました。
初めての和歌山、ワーホリだったので全てが新鮮で楽しみでした!
🍊1日目
行きの夜行バス🚍💨
初和歌山たのしみ〜という気持ちでバスに乗り、夜行バス10時間の旅開始🌃
朝8時 無事和歌山駅に到着!!
近鉄のビル!JR西日本の表示!おぉ!(こんなことでも嬉しい笑)
待ち合わせ場所まで電車に乗っているとドア横にある開閉ボタンが目に入りました🚋
ドアが自動じゃない!?押してみたかったなぁ笑
駅に到着!
私達は信太郎さんの顔を知らなかったので、若い人を探して駅に車が来る度に運転席を確認😅
無事信太郎さんと会え
善兵衛農園につき、前日から来ていたメンバーと合流。
みかんの選別機も動かして見せてもらいました〜
その後着替えてさっそく農園へ!!!
茂みを少し歩き、現れたのは大きな甘夏の木!
手本をみせてもらい、へぇ〜と感心していたら「はいっ」とハサミを渡されいざ収穫😳
手本のように甘夏を地面に落とさずに枝を切れなくて難しい、、
一通り収穫を終え、今度はゆあさ行灯アート展へ!
湯光会の皆さんのBARまち灯りをお手伝い🍸
色んな職業の方がいて、優しい人達で会ったばかりでも笑顔で輪に入れてくれました😊
BARではなんと柑橘をその場で生搾りしてジュースやカクテルに!!試飲させてもらうと想像してたのと違ってめっちゃ濃厚みかん!!これはみんな飲んでみるべき!炭酸でわるとさらに美味しい〜😍
日が暮れてきて行灯が一層幻想的になりせっかくなので散策✨めちゃくちゃ良かったです💕
東京イルミネーションやめてこの古い街並みと行灯に変えて!って思いました笑
宿泊場所は古民家でした。門があって立派!毎回ここをくぐって家に入るとか素敵すぎる
🍊二日目
朝ごはんを食べ、さっそくみかん畑へ!
みかんの香りがする中、収穫・摘蕾をしました。
途中、採ったばかりのみかんを食べさせてもらえました
午後は観光に連れて行ってもらいました🚘
熊野本宮大社、湯の峰温泉へ行きました!
温泉街は歩いているだけでとってもいい匂いがしました
帰りは渋滞にどハマりしましたが、沢山お話がきけて楽しかったです
🍊三日目
朝早く起き、女子3人で海辺を散歩😆
海がとってもきれいで魚やカニが見れました🦀
みかん畑に行って摘蕾をし、
休憩の際にまたみかんジュースを炭酸割りで飲めて幸せでした💕景色が良かったので写真映えを狙ってみかんの花をジュースに浮かべて写真を取ったりしました笑
その後夢中になって摘蕾をしていたら帰る時間に、、
和歌山だけ時の流れが早過ぎるんじゃないかと思うほどあっという間でした😣
駅まで送ってもらい、時間ぎりぎりまでお別れをし夜行バスに乗りました
帰りのバスの中で、色々と思いだしながら寝て起きてを繰り返していたらいつの間に東京に到着、、
振り返ってみるとみかんの収穫をして、田村の人と交流して寝て起きてを3日間繰り返していただけでも、色々と自分の中に吸収できたなと思います。
実際に行ってみることでみかんのことや田村のことが知れるのはもちろんですが
若くて普段自分の周りにはいないバッググラウンドを持った方達と交流し過ごすことは刺激を受けるし、すごいなと素直に尊敬できる場所でした🍊
まだ少ししかみかんに関われてないのでまたぜひ行ってお手伝いさせて頂きたいなと思います!!
【 学生体験記 】田村での出会い
彼女はこの2月以降、田村に何回きたのだろうか
「かほちゃん」は一見大人しそうに見えて、めちゃめちゃアクティブ。行動力がすごい。最初も見ず知らずの田村の土地に飛び込んできたっけ。
今回はゴールデンウィークに来てくれました!
かほちゃんの学生体験記、どうぞ!
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私は近畿大学 文芸学部 文化・歴史学科2回生の柴田華帆といいます。
5月2日から4日の2泊3日で、紀家わくわくにお邪魔しました。
紀家わくわくのある田村に行くのは、4回目です。
今回は善兵衛農園での農作業と、ゆあさ行灯アート展での出店のお手伝いをさせていただきました。
5月2日の昼。
私が今住んでいる大阪から電車で2時間半、3回の乗り継ぎを経て箕島駅へ着きます。
近くは無いけれど、行こうと思えばいつでも行ける、そんな距離感だと思っています。
田村に行く日はいつも穏やかな気持ちで、寝不足でも全く苦ではありません。
私のほかにも、ワーキングホリデーの学生が二人いることを聞いていたので、
少しドキドキしていましたが、その日の夜に三人で夜中2時まで話すくらいには、仲良くなれました。
5月3日
次の日の朝は涼風びわの事務作業をしました。
昼からもう二人女の子が増え、ご飯を食べてからは、南津海と甘夏の収穫をしました。
2月末に初めて田村に来た際、初めて三宝柑という柑橘の収穫をしました。
三宝柑と比べると甘夏は重量があり、いっぱいに入ったコンテナは、一人で運べないくらいでした。
わくわくに来ると必ず初めて会う人がいて、そうして出会った人達とも、
一緒に作業を行うことでいつの間にか仲良くなっている、そのことを強く感じます。
趣味も全く違うのに、普段の自分で話して笑いあえるというのは、とても貴重で有難い場所だと思います。
夜はゆあさ行灯アート展で出店のお手伝いをしました。
信太郎さん達の知り合いの方もたくさん訪ねてきて、とても賑やかでした。
何かある時に集まれる、地域の繋がりがあるとはこういうことかなと感じました。
5月4日
朝、紅みかんの摘蕾をしました。
田村を出発する日の朝は、いつも爽やかすぎて、少し寂しい気持ちになります。
それも駅につく頃には、次に来る時を想像したわくわくに変わっています。
私は農学部でも、柑橘が特別好きという訳でもありませんでした。
自分自身のこれからのことに悩んでいて、何らかの変化を求めていた、
そんな時知ったのがたまたま田村で、紀家わくわくでした。
だからこんなに柑橘と田村にハマることになるとは、自分でも驚きです。
だけど不思議と納得のできる、落ち着ける場所です。
私がわくわくに行くのは、
柑橘にすっかりハマってしまったこと、
受け入れてくださる方達がいること、
行くと必ず友達が増えること、があるからです。
家に帰ると、いつも幸せな気持ちでいっぱいです。
貰った柑橘と共に帰ってくるから、というのもありますが。
今回も非常に楽しかったです。ありがとうございました。